令和7年度日本災害福祉研究会研究セミナーを開催します
開催趣旨
令和7年に災害救助法および災害対策基本法が改正され、「福祉サービスの提供」が被災者支援に加わった。これに伴い、支援団体の事前登録制の他、在宅避難者対策や車中泊避難者に対する対応も具体的に展開されることとなっている。
しかし、実際の災害の現場では被災の程度や内容により、さらには状況の変化と共に被災者の置かれる状況は多様である。避難所で避難生活を送る被災者であっても、住居が残っている被災者と残っていない被災者とでは、今後の生活をどう展望するのか、まったく異なったものとなる。また発災直後における避難者の中には、無事に避難所にたどり着くことができなかった在宅避難者や、事情があって避難所に入ることができず車中泊となった避難者は、これまでも幾度となく目にすることが少なくはなかった。そしてそのたび毎に、支援のあり方が課題とされてきており、今日でも具体的な対応策については議論されているところであるものの、十分ではない。
そこで今回の研究セミナーでは、主として在宅避難者に対する支援のあり方について、緊急時支援とその後の生活再建に向けた支援のあり方や、福祉支援対象者の支援のあり方など、様々な角度から検討したい。災害対策基本法では、市町村が取り組むべきものとされてはいるものの、その具体的な活動展開のあり方は、未確立である。そのため、過去の災害において具体的に取り組んだ事例を検証しつつ、今後のあり方を探りたい。
日程
| (1)開会 |
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都築 光一(日本災害福祉研究会共同代表理事) |
| (2)祝辞 |
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佐々木 均 氏(宮城県社会福祉協議会会長) |
| (3)基調報告「在宅避難者対策等の実践と課題」 |
齋藤 靖幸 氏(大崎市社会福祉協議会事業推進部 事業推進課長兼障がい支援課長) |
| (4)シンポジウム |
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| (5)質疑応答 |
| (6)閉会 |
令和7年度日本災害福祉研究会研究セミナー 概要
- 日時
- 令和8年2月7日(土曜)13時~16時
- 場所
- 会場参加、オンラインZoomのハイブリッド開催
- 会場参加 東北福祉大学駅東口キャンパス2階 未来の杜
直接会場までご来場ください。
- オンラインZoom
開催日の前にZoomのURLをメールで送信します(なお、申込時に記入されたメールアドレスで送信できない場合の対応は致しかねますので必ずご確認ください)。
- 会場参加 東北福祉大学駅東口キャンパス2階 未来の杜
- お申込み方法
- フォームから次の内容を登録の上、お申込みください。
- 氏名
- 所属
- メールアドレス
- 参加形態(会場参加、オンライン参加)
- 参加資格
- どなたでも(会員でなくても参加可)
- 参加費
- 無料
- 主催
- 日本災害福祉研究会
- 共催
- 東北福祉大学、宮城県社会福祉協議会
- 後援
- 全国社会福祉協議会、日本社会福祉士会、宮城県社会福祉士会




